ニュース＆トピックス

　国土交通省の委託により、昨年６月に、バスやトラックの事故を対象に調査する「事業用自動車事故調査委員会」が発足し、このたび初めて報告書が公表されました。
　報告書は、２件の事案があり、その中で、新潟県の国道で昨年７月、発生した大型セミトレーラーが横転し運転手が死亡した事故報告書によると、事故発生前１カ月間の拘束時間は、厚生労働省が定める上限３２０時間を大幅に超える３７０時間相当の拘束時間が分かり、事故原因として、「運転手の過労による前方不注意」との見解が示されました。また、事業者については「運送事業者は勤務実態を把握し、基準の順守を徹底すること」との再発防止策が示されました。

国土交通省　事業用事故調査報告　URL
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha02_hh_000196.html ※詳細は、別紙資料をご参照ください。